日本の居住者のためのポイント制・技能移民ビザ:カナダ・豪州・英国の比較
カナダとオーストラリアは、年齢、学歴、言語能力、職務経験のポイントによる順位付けで技能移民を選考し、永住権を付与しています。 そのため、日本在住者は雇用オファーや家族のつながりがなくても申請できます12。英国のSkilled Worker(技能労働者)ビザは仕組みが異なり、英国内務省の認可を受けたスポンサーからの雇用オファーが必要で、永住(settlement)につながるのは何年もの居住を経た後です34。3か国の制度はいずれも2025年と2026年に大きく変わりました。本ガイドではこれらを比較し、日本で準備すべきことを説明します(2026年10月時点)。
移住全体のなかでの位置づけ: 日本を出国するまでの全体の手順は日本出国マスターガイドに、英国のスポンサーを含む海外の雇用主の探し方は日本からの海外就職・転職活動実践ガイドにまとめています。
ポイント制移民の枠組み:技能選考の仕組み
Section titled “ポイント制移民の枠組み:技能選考の仕組み”2つのモデル:順位付けプール制と雇用オファーによるスポンサー制
Section titled “2つのモデル:順位付けプール制と雇用オファーによるスポンサー制”カナダのExpress Entryは、順位付けを行うプール制です。 候補者には総合ランキングシステム(CRS)のスコアが付与され、カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)は一般選考、プログラム別選考、カテゴリー別選考の各ラウンドで上位の候補者を招待します5。申請招待状(ITA)を受け取った後、60日以内に永住権の申請を提出する必要があります(2026年10月時点)6。
オーストラリアのSkillSelectも同様の原則で運用されています。 65点以上で関心表明(EOI)を提出します。豪州内務省は、十分なスコアがあり、あなたの職業に枠が割り当てられている場合に「申請に招待することがある」としており、招待状には発給時にも満たさなければならないスコアが記載されます27。サブクラス190ではさらに1つの段階が加わり、州・準州政府の機関が独自の基準で先に指名(ノミネーション)を行う必要があります8。
英国のSkilled Workerルートには、プールも他者と競い合うスコアもありません。 Appendix Skilled Workerは、50点の必須ポイント(スポンサーシップ20点、適切な技能水準の職務20点、英語10点)に加え、給与要件のいずれかの選択肢による20点、合計70点を求めています4。内務省の認可を受けた雇用主からの確定した雇用オファーとスポンサーシップ証明書(CoS)がなければ、申請できません3。
flowchart LR
subgraph CA["カナダ Express Entry"]
C1["学歴認証(ECA)と承認された語学試験"] --> C2["CRSスコア付きのExpress Entryプロファイル"]
C2 --> C3["選考ラウンドでのITA"]
C3 --> C4["60日以内の永住権申請"]
C4 --> C5["警察証明書はIRCCから要請があった場合のみ"]
end
subgraph AU["オーストラリア 189 / 190"]
A1["スキル査定と英語試験"] --> A2["SkillSelectでのEOI(65点以上)"]
A2 --> A3["州指名(190のみ)"]
A3 --> A4["招待"]
A4 --> A5["ビザ申請、健康審査と人物審査"]
end
subgraph UK["英国 Skilled Worker"]
U1["認可スポンサーからの雇用オファー"] --> U2["スポンサーシップ証明書(CoS)"]
U2 --> U3["ビザ申請(就労開始の最大3か月前から)"]
U3 --> U4["現行規則では5年後にILR"]
end
主要制度の比較一覧表
Section titled “主要制度の比較一覧表”| 項目 | カナダ FSW / Express Entry | 豪州 サブクラス189 | 豪州 サブクラス190 | 英国 Skilled Worker |
|---|---|---|---|---|
| 取得できる資格 | 永住権1 | 永住ビザ2 | 永住ビザ8 | 一時的な在留資格、1回の許可で最長5年、延長可能3 |
| 雇用オファーの要否 | 不要1 | 不要2 | 不要(代わりに州指名)8 | 必要(認可スポンサーからのCoS)3 |
| 年齢 | CRSの年齢点は20〜29歳が最高、45歳以上は0点9 | 招待時に45歳未満2 | 招待時に45歳未満8 | 公式ページに年齢上限の記載なし、26歳未満の新規参入者は給与要件の減額あり10 |
| 最低英語力 | 全4技能でCLB 7(FSW)111 | Competent2 | Competent8 | CEFR B2(初回申請者)12 |
| 学歴・資格の認定 | 指定機関によるECA13 | 審査機関によるスキル査定14 | 189と同じ14 | 学位による英語証明または博士号の給与選択肢を使う場合のみEcctis1012 |
| 最低職務経験 | 過去10年以内にTEER 0〜3で1年の継続したフルタイム就労または1,560時間1 | 固定の最低基準なし、国外職歴は36か月から加点15 | 189と同じ15 | 固定の最低基準なし4 |
| 選考方式 | 選考ラウンドでのCRS順位5 | SkillSelectでの招待2 | 州指名と招待8 | 必須基準4 |
| 定住資金 | 単身者CAD 15,263(2025年7月7日付の表)16 | 公式ページに要件としての記載なし | 公式ページに要件としての記載なし | 28日間£1,270、スポンサーが保証する場合を除く17 |
| 政府手数料(主申請者) | 永住権付与料を含めCAD 1,590、加えて生体認証CAD 8518 | AUD 6,13515 | AUD 6,14015 | £819(3年以下)または£1,618(3年超)、加えてIHS年額£1,03517 |
| 永住への道 | 入国(ランディング)時に永住権 | 発給時に永住権 | 発給時に永住権 | 現行規則では5年後にILR4 |
すべての数値は2026年10月時点のものです。
このルートが向いている人(向いていない人)
Section titled “このルートが向いている人(向いていない人)”順位付けの制度は特定のプロフィールを優遇します。 学位、高い英語力(カナダの場合は、できればフランス語も)、数年間の熟練職の経験、そして20代または30代前半の年齢です915。カナダの年齢点は30歳から毎年下がり、オーストラリアの点は33歳と40歳で下がります915。
カナダでの職務経験がCRSで加点されるのは、カナダ国内に物理的にいた場合のみです。 そのため、日本からカナダの雇用主のためにリモートで働いた期間は加点されません(2026年10月時点)9。
このプロフィールに当てはまらない場合は、他のルートが合うかもしれません。 海外の大学の卒業生向けの卒業後就労ルート、若年層向けのワーキング・ホリデー査証、または投資による居住権で、それぞれ専用のガイドがあります。ニュージーランドの技能移民カテゴリー(Skilled Migrant Category)はニュージーランドの国別ガイドで扱っています。
カナダExpress Entry(FSWP):総合ランキングシステム(CRS)スコアの算定方法
Section titled “カナダExpress Entry(FSWP):総合ランキングシステム(CRS)スコアの算定方法”連邦熟練労働者(FSW)の資格要件:67点グリッド
Section titled “連邦熟練労働者(FSW)の資格要件:67点グリッド”連邦熟練労働者(FSW)としてプールに入るには、 過去10年以内に、主たる職種でTEER 0、1、2または3の職務に1年以上継続してフルタイムの有給で就労(または1,560時間)している必要があります1。また、承認された語学試験で全4技能CLB 7以上、カナダの学歴または学歴認証(ECA)を受けた外国の学歴、そしてケベック州以外に住む予定が必要です111。6つの要素で100点中67点以上を取り、定住資金を証明する必要があります。ただし、カナダで就労する許可があり、有効な雇用オファーを持っている場合は資金証明は不要です1。
| FSW評価要素 | 最大配点 | 主な配点(2026年10月時点) |
|---|---|---|
| 言語能力 | 28 | 第1言語の各技能:CLB 9以上6点、CLB 8 5点、CLB 7 4点;第2言語は最大4点11 |
| 学歴 | 25 | 博士25点、修士23点、2つの修了資格(うち1つは3年以上)22点、3年以上の学士21点、中等教育5点1119 |
| 職務経験 | 15 | 1年9点、2〜3年11点、4〜5年13点、6年以上15点11 |
| 年齢 | 12 | 18〜35歳12点、以後1歳ごとに1点減、47歳以上0点11 |
| カナダでの雇用の手配 | 10 | FSWの規則を満たす有効な雇用オファー11 |
| 適応性 | 10 | 配偶者の言語能力、カナダでの過去の就学または就労、カナダでの雇用の手配、カナダにいる親族(合計上限10点)11 |
グリッドの「雇用の手配」の要素は現在も残っています。 2025年に廃止されたのはCRSの雇用オファー加点だけです2011。資金証明の額は家族の人数によって異なり、単身者はCAD 15,263で、その表は現在も2025年7月7日更新と表示されています(2026年10月時点)16。日本で保有する資金の証明については、海外出国後の日本の銀行・証券口座の維持で扱っています。
CRS:コア人的資本、配偶者、スキル移転可能性、追加ポイント
Section titled “CRS:コア人的資本、配偶者、スキル移転可能性、追加ポイント”CRSはプール内の全員を1,200点満点で順位付けします。 単身の候補者の場合、コア人的資本は最大500点(配偶者が同伴する場合は460点に配偶者点最大40点)、スキル移転可能性は最大100点、追加ポイントは最大600点です(2026年10月時点)9。
| CRS要素(単身の候補者) | 配点(2026年10月時点)9 |
|---|---|
| 年齢 20〜29歳 | 110 |
| 年齢 30歳 / 33歳 / 35歳 / 38歳 / 40歳 | 105 / 88 / 77 / 61 / 50 |
| 年齢 42歳 / 44歳 / 45歳以上 | 28 / 6 / 0 |
| 学士号または3年以上の修了資格 | 120 |
| 修士号または専門職学位 / 博士号 | 135 / 150 |
| 第1公用語(各技能):CLB 7 / 8 / 9 / 10以上 | 17 / 23 / 31 / 34(最大136) |
| カナダでの職務経験:1年 / 5年以上 | 40 / 80 |
外国での職務経験が評価されるのはスキル移転可能性です。 3年以上の外国での職務経験に全4技能CLB 9以上を組み合わせると50点(CLB 7または8の場合は25点)になります。修士号または2つの修了資格とCLB 9の組み合わせでさらに最大50点が加わり、上限は合計100点です9。
追加ポイントは次のものから得られます。 18歳以上のカナダ市民または永住者である兄弟姉妹がカナダにいること(15点)、全4技能でNCLC 7以上のフランス語(25点、英語がCLB 5以上なら50点)、カナダの高等教育の修了資格(15点または30点)、州・準州の指名(600点)です9。
雇用オファーに対するCRS加点は2025年3月25日に廃止されました。 2025年3月11日に署名された大臣指示(Ministerial Instructions)2025-1がこれを削除し、同日より前に発行された招待にのみ経過措置が適用されました20。
2026年10月16日、IRCCは2026年11月3日に始まる新しい制度を発表しました。 単身の候補者で最大150点(配偶者がいる場合は140点)となる「労働市場統合(Labour Market Integration)」要素が、カナダでの職務経験または適格な雇用オファーのどちらか一方(両方ではない)に対してポイントを与えます2122。雇用オファーは、職種の賃金中央値が平均賃金中央値の2倍以上なら100点、1.5倍以上2倍未満なら70点、1.3倍以上1.5倍未満なら50点となり、職種が高賃金に該当しない場合は加点されません21。
高賃金かどうかは、本人の給与ではなく職種で決まります。 IRCCは全国職業分類(NOC)コードごとに、Job Bank、労働力調査(Labour Force Survey)、国勢調査の直近3年間のデータを用いて判定します2122。雇用オファーの加点やFSWの資格要件に労働市場影響評価(LMIA)は不要になり、LMIAがあっても加点はありません2122。
2025年と2026年の選考の種類:一般、プログラム別、カテゴリー別
Section titled “2025年と2026年の選考の種類:一般、プログラム別、カテゴリー別”IRCCの選考ラウンドのデータからは、海外からの申請者向けの従来のルートが停滞していることがわかります。 一般(全プログラム対象)の選考は2024年4月23日以降行われておらず、連邦熟練労働者プログラムの選考も2025年と2026年(10月16日まで)には行われていません。2026年の選考は、カナダ経験クラス(CEC)、州指名プログラム(PNP)、カテゴリー別選考に割り当てられました(2026年10月時点)5。
2026年のカテゴリーは2026年2月18日に発表されました。 新たなカテゴリーは、カナダでの職務経験を持つ医師、研究者、上級管理職、運輸職種、熟練した軍の新規採用者を対象とし、フランス語、医療・社会福祉、教育、STEM、熟練技能職(Trades)が継続されました232425。職種カテゴリーでは、過去3年以内に、リストに掲載された1つの職種で12か月のフルタイム(または同等)の経験が、カナダ国内または国外で必要です。医師、上級管理職、研究者のカテゴリーでは、その経験がカナダ国内でのものである必要があります23。
リストにカテゴリーがあることと、選考が行われることは同じではありません。 STEMの選考は2024年4月11日以降、教育の選考は2025年9月17日以降行われておらず、これは日本のエンジニアやIT専門職にとって重要です(2026年10月時点)5。
| 2026年の選考種別 | 回数 | 最下位の招待者のCRSスコアの範囲(2026年10月時点)5 |
|---|---|---|
| カナダ経験クラス | 18 | 507〜523 |
| 州指名プログラム | 20 | 697〜805 |
| フランス語能力 | 11 | 382〜435 |
| 医療・社会福祉 | 3 | 467〜475 |
| 熟練技能職(Trades) | 2 | 476〜477 |
| 運輸 | 1 | 470 |
| 上級管理職(カナダでの経験) | 3 | 389〜429 |
| 医師(カナダでの経験) | 3 | 169〜223 |
| 熟練した軍の新規採用者 | 1 | 368 |
これは最近の実績であり、予測ではありません。 2026年に選考が行われたカテゴリーのうち、外国での職務経験しかない候補者が対象となり得たのは、フランス語、医療・社会福祉、熟練技能職、運輸で、これに州指名が加わります235。
州指名プログラム(PNP):概要
Section titled “州指名プログラム(PNP):概要”州・準州の指名でCRSに600点が加算されます。 2026年のPNPのカットオフが697〜805点である理由はここにあります95。各州は独自のストリームを運営しており、カナダの国別ガイドで扱っています。
オーストラリアのポイントテスト(サブクラス189・190):スキル査定、年齢制限、州指名
Section titled “オーストラリアのポイントテスト(サブクラス189・190):スキル査定、年齢制限、州指名”基本要件:招待、職種、スキル査定、45歳未満
Section titled “基本要件:招待、職種、スキル査定、45歳未満”技術独立ビザ(サブクラス189)では、 EOIを提出した後に招待を受け、中長期戦略技能リスト(MLTSSL)に掲載された職種を指名し、その職種に適したスキル査定を受けている必要があります214。また、招待時に45歳未満で、少なくともCompetentの英語力があり、65点以上を満たし、健康と人物に関する要件を満たす必要があります27。
技術指名ビザ(サブクラス190)では、州・準州の指名が加わります。 職種はMLTSSLまたは短期技能職業リスト(STSOL)から選べます814。中核技能職業リスト(CSOL)は雇用主スポンサー型ビザ(サブクラス482のCore Skillsストリームとサブクラス186)のためのもので、189や190のためのものではありません(2026年10月時点)1426。
年齢は招待時に判定されます。 そのため、その後に45歳になっても問題ありません2。スキル査定は、査定書にそれより短い期間が記載されていない限り、通常は招待前3年以内のものである必要があります2。
ビザ申請料は、サブクラス189の主申請者がAUD 6,135、サブクラス190がAUD 6,140です。 18歳以上の追加申請者1人につきAUD 3,070が加わり、内務省は通常、毎年7月1日に料金を改定します(2026年10月時点)15。大臣指示(Ministerial Direction)第122号により、審査では特定の分野(建設、医療、教育、農業、養殖業、漁業、資源)と国内からの申請者が優先されます(2026年10月時点)27。
ポイント表:年齢、英語、職務経験、学歴、追加点
Section titled “ポイント表:年齢、英語、職務経験、学歴、追加点”ポイントは招待時に評価されます。 根拠は1994年移民規則(Migration Regulations 1994)別表6Dです15。職務経験のポイントは、指名した職種または密接に関連する職種での就労に限られ、学歴は最も高い資格のみが加点されます215。
| 要素 | 配点(2026年10月時点)15 |
|---|---|
| 年齢 18〜24歳 / 25〜32歳 / 33〜39歳 / 40〜44歳 | 25 / 30 / 25 / 15 |
| 英語:Competent / Proficient / Superior | 0(ただし必須) / 10 / 20 |
| 過去10年間の国外での熟練職の就労:36か月以上 / 60か月以上 / 96か月以上 | 5 / 10 / 15 |
| オーストラリアでの熟練職の就労:12か月以上 / 36か月以上 / 60か月以上 / 96か月以上 | 5 / 10 / 15 / 20 |
| 就労ポイントの合算上限 | 20 |
| 博士号 / 学士号 / オーストラリアのディプロマまたは職業資格、もしくは審査機関が認める資格 | 20 / 15 / 10 |
| 専門教育資格(Specialist educational qualification) | 10 |
| オーストラリアでの就学 / プロフェッショナル・イヤー / 認定コミュニティ言語 / 地方での就学 | 各5 |
| 熟練職のパートナー / 単身、またはパートナーがオーストラリア市民・永住者 / Competentの英語力を持つパートナー | 10 / 10 / 5 |
| 州・準州の指名(190) / 地方の指名(491) | 5 / 15 |
計算例でポイントの積み上げ方を示します。 認定された学士号、Proficientの英語、国外での熟練職の経験5年を持つ30歳の人は、審査機関が学位と経験を認めると仮定すると、パートナーのポイントの前で30+15+10+10=65点です。単身である(またはパートナーがオーストラリア市民・永住者である)場合は10点、州指名で5点が加わります15。サブクラス491の地方ビザはオーストラリアの国別ガイドで扱っています。
サブクラス190の州指名と招待の実情
Section titled “サブクラス190の州指名と招待の実情”各州・準州は独自の指名基準と優先職種を定めています。 そのため、各機関に直接確認してください。申請後に指名が取り消された場合、申請は無効になります8。
内務省はSkillSelectのページで招待ラウンドの結果を公表しています。 直近の最低スコアは本ガイドでは確認できなかったため、第三者のまとめではなく同ページを確認してください27。
イギリスのSkilled Worker:給与基準、スポンサーシップ、対象職種
Section titled “イギリスのSkilled Worker:給与基準、スポンサーシップ、対象職種”英国のルートが純粋なポイントテストではない理由
Section titled “英国のルートが純粋なポイントテストではない理由”英国のポイントはすべて、必須項目か給与に結びついています。 スポンサーシップ、技能水準、英語で50点、給与の選択肢のいずれかを満たして20点です4。申請は就労開始日の最大3か月前から可能で、英国外からの申請の決定には通常約3週間かかります3。
技能水準、給与基準、ゴーイングレート(Going Rate)
Section titled “技能水準、給与基準、ゴーイングレート(Going Rate)”2025年7月22日以降、職務は原則としてRQFレベル6以上である必要があります。 移民規則改定文書(Statement of Changes)HC 997により、約180の職種が対象から外れました29。RQF 6未満の職務は、移民給与リスト(Immigration Salary List)または暫定の一時的不足リスト(Temporary Shortage List)を通じてのみ、帯同家族なしで引き続き対象となり、既存のSkilled Workerには経過措置が適用されます(2026年10月時点)429。
一時的不足リストには期限があります。 CoSが2026年12月31日より前に発行された場合にのみ適用され、HC 997は2026年末での削除日を定めており、今後の内容は移民諮問委員会(Migration Advisory Committee)のレビューによります429。2026年9月3日のHC 584まで、これを延長する改定文書は見つかりませんでした(2026年10月時点)30。
| 給与の選択肢 | 要件(2026年10月時点) |
|---|---|
| 標準(選択肢A) | £41,700または職種のゴーイングレートのいずれか高い方314 |
| 移民給与リスト | ゴーイングレート、下限£33,400104 |
| 新規参入者(26歳未満、英国の最近の学生または卒業生、規制専門職または公認資格(chartered status)に向けた訓練中)または掲載されたポスドク職 | ゴーイングレートの70%、下限£33,400、滞在期間は合計4年まで104 |
| 職務に関連する博士号(STEM / STEM以外) | ゴーイングレートの80%で下限£33,400 / 90%で下限£37,500104 |
英語要件、手数料、移民医療追加負担金
Section titled “英語要件、手数料、移民医療追加負担金”初めてSkilled Workerを申請する人は、全4技能でCEFR B2の英語力が必要です。 これはHC 1333に基づき2026年1月8日から施行されています1232。日本は免除対象国籍のリストに含まれていないため、日本のパスポート保持者はSELT、英国の学位、または英語で教授されEcctisが確認した英国外の学位を用いる必要があります(2026年10月時点)12。
英国外からの申請手数料は、3年以下が£819、それより長い場合は£1,618です。 移民給与リストの職務ではそれぞれ£628と£1,235で、移民医療追加負担金(IHS)は通常年£1,035です(2026年10月時点)17。また、スポンサーが生活費を保証しない限り、28日間連続で保有した£1,270の預金が必要です17。
スポンサーは移民技能料(Immigration Skills Charge)を支払います。 中規模・大規模のスポンサーは最初の12か月に£1,320、以後6か月ごとに£660、小規模または慈善団体のスポンサーはそれぞれ£480と£240です(2026年10月時点)33。
Skilled Workerから永住(Indefinite Leave to Remain)へ
Section titled “Skilled Workerから永住(Indefinite Leave to Remain)へ”現行の移民規則では、Skilled Workerは英国に継続して5年間滞在した後、無期限滞在許可(ILR)を申請できます4。2027年3月26日以降の申請では、Skilled Workerを含む各ルートでの永住に、すでにそのルートにいる人も含めてB2の英語力が必要になります434。
「earned settlement(実績に基づく永住)」の計画はまだ提案段階です。 2025年11月の政策文書(command paper)「A Fairer Pathway to Settlement」は、基本を10年とし、RQF 6未満の職務のSkilled Workerは15年とする案を示しました35。意見募集は2026年2月12日に締め切られましたが、結果は公表されておらず、HC 584までにこれを実施する改定文書は見つかりませんでした(2026年10月時点)3036。
Youth Mobility Scheme はワーキング・ホリデーのガイドで、英国での生活はイギリスの国別ガイドで扱っています。
学歴認証(ECA):日本の学位を海外で認定してもらう
Section titled “学歴認証(ECA):日本の学位を海外で認定してもらう”カナダ:指定されたECA機関
Section titled “カナダ:指定されたECA機関”IRCCはECAを発行する機関として5つの組織を指定しています。 Comparative Education Service(University of Toronto School of Continuing Studies)、International Credential Assessment Service of Canada、World Education Services(WES)、International Qualifications Assessment Service(IQAS)、International Credential Evaluation Service(BCIT)です13。医師については3つの専門職団体があり、免許が必要な場合の薬剤師と建築士も対象としています。IRCCはこれらのいずれかを推奨するとはしていません(2026年10月時点)13。
ECAは、プロファイル作成時と申請時のいずれにおいても発行から5年未満である必要があります。 加点を受けたい修了資格ごとにECAが必要で、配偶者のECAもポイントにつながります13。
オーストラリア:ECAではなくスキル査定
Section titled “オーストラリア:ECAではなくスキル査定”オーストラリアには一般的な学歴認証はありません。 LIN 19/051の文書であなたの職種について指定された審査機関が、スキルを査定します14。
| 職種(ANZSCOコード) | 審査機関(2026年10月時点)14 |
|---|---|
| ソフトウェアエンジニア(261313) | ACS |
| 土木技術者(233211) | Engineers Australia |
| 経営コンサルタント(224711) | VETASSESS |
| 正看護師(医療)(254418) | ANMAC |
| 会計士(一般)(221111) | CPAAまたはCAANZ |
英国:Ecctisと学位が意味を持つ場合
Section titled “英国:Ecctisと学位が意味を持つ場合”英国では、ほとんどのSkilled Worker申請者に学歴認証は求められません。 Ecctisが必要なのは、英語で教授された英国外の学位で英語要件を満たす場合、または海外の博士号で博士号の給与選択肢を申請する場合のみです101237。
日本の大学からの書類の取り寄せ
Section titled “日本の大学からの書類の取り寄せ”本ガイドでは日本の大学の手続きに関する公的な情報源を確認していないため、 以下は規則ではなく確認事項のチェックリストとしてお読みください。英文の卒業証明書と成績証明書、そして審査機関への直接送付について大学に問い合わせ、注文する前に各審査機関の書類に関する規則を読んでください。旧姓など、パスポートのローマ字表記と氏名が異なる場合は、説明できるよう準備しておきます。
語学試験:IELTS、CELPIP、PTEと各国が認めるスコア
Section titled “語学試験:IELTS、CELPIP、PTEと各国が認めるスコア”カナダ:CLBと承認された試験
Section titled “カナダ:CLBと承認された試験”Express Entryが認める英語試験は3つだけです。 CELPIP-General、IELTS General Training、PTE Coreで、フランス語はTEF CanadaとTCF Canadaです38。PTE Academic、IELTS Academic、IELTS One Skill Retakeは認められず、結果はプロファイル作成時と申請時のいずれにおいても2年未満のものである必要があります(2026年10月時点)38。
| CLBレベル | IELTS General Training(スピーキング / リスニング / リーディング / ライティング)38 |
|---|---|
| CLB 7 | 6.0 / 6.0 / 6.0 / 6.0 |
| CLB 8 | 6.5 / 7.5 / 6.5 / 6.5 |
| CLB 9 | 7.0 / 8.0 / 7.0 / 7.0 |
| CLB 10 | 7.5 / 8.5 / 8.0 / 7.5 |
CELPIP-GeneralのレベルはそのままCLBレベルに対応します。 PTE CoreのバンドはIRCCが別途公表しています(CLB 9の場合、スピーキング84〜88、リスニング82〜88)(2026年10月時点)38。
オーストラリア:Competent、Proficient、Superiorの英語
Section titled “オーストラリア:Competent、Proficient、Superiorの英語”Competentの英語が最低基準で、日本のパスポート保持者は試験を受ける必要があります。 パスポートだけで認められるのは、英国、米国、カナダ、ニュージーランド、アイルランドのパスポートのみです39。2025年8月7日以降に受験した試験について、新しい文書が認められる試験とスコア帯を変更しました。また、内務省は完全オンライン版や自宅受験版を認めていません(2026年10月時点)39。
| レベル(各技能) | IELTS(AcademicまたはGT) | PTE Academic(L / R / W / S) | CELPIP General |
|---|---|---|---|
| Competent39 | 6 | 47 / 48 / 51 / 54 | 7 |
| Proficient40 | 7 | 58 / 59 / 69 / 76 | L9 / R8 / W10 / S8 |
| Superior41 | 8 | 69 / 70 / 85 / 88 | L10 / R10 / W12 / S10 |
結果は原則として、申請前3年以内に受験した試験のものである必要があります。 これはサブクラスによって異なります39。TOEFL iBTは「Taking TOEFL for Australia」経由の場合のみ認められ、Cambridge C1 Advanced、MET、OET、LanguageCert Academicも所定のスコアで認められます39。
英国:Secure English Language Tests(SELT)
Section titled “英国:Secure English Language Tests(SELT)”英国は承認された提供機関のSecure English Language Tests(SELT)のみを認めます。 英国外では、PSI Skills for English UKVI、IELTS for UKVIとIELTS Life Skills、LanguageCertのInternational ESOL SELT、Academic SELT、General SELT、そしてPearson PTE Academic UKVIとPTE Homeです42。結果は申請前2年以内に授与されたものである必要があります(2026年10月時点)42。
比較表:試験と国ごとの受け入れ・有効期間
Section titled “比較表:試験と国ごとの受け入れ・有効期間”| 試験 | カナダ Express Entry | オーストラリア | 英国 Skilled Worker |
|---|---|---|---|
| IELTS General Training | 可 | 可 | 不可(IELTS for UKVIが必要) |
| IELTS Academic | 不可 | 可 | 不可(IELTS for UKVIが必要) |
| IELTS for UKVI | 掲載なし | 個別の掲載なし | 可 |
| PTE Core | 可 | 掲載なし | 不可 |
| PTE Academic | 不可 | 可 | PTE Academic UKVIのみ |
| CELPIP-General | 可 | 可(対面受験のみ) | 不可 |
| TOEFL iBT | 不可 | 可(「Taking TOEFL for Australia」) | 不可 |
| LanguageCert | 不可 | LanguageCert Academic | SELT版のみ |
| 有効期間 | 2年未満 | 3年以内 | 2年以内 |
出典:各国の公式ページ(2026年10月時点)423839。日本での受験の可否は確認していないため、予約前に各実施機関の会場一覧を確認してください。
日本側の書類:警察証明書、健康診断、生体認証
Section titled “日本側の書類:警察証明書、健康診断、生体認証”日本の警察証明書(犯罪経歴証明書)
Section titled “日本の警察証明書(犯罪経歴証明書)”日本の警察証明書は「犯罪経歴証明書」(渡航証明とも呼ばれます)で、 都道府県警察が本人の出頭による申請に基づいて発行します4344。警視庁の場合は次のとおりです(2026年10月時点)44。
- 東京都に住民登録がある場合は、霞が関の警視庁本部にある警察証明書(Police Clearance Certificate)の窓口に本人が出向いて申請します。指紋はその場で採取されます。
- パスポート、住民票または住所を確認できる身分証明書(外国籍の方は住民票または在留カード)、そして要求元の機関からのレターなど必要性を示す書類を持参します。
- 証明書は無料で、発行まで約2週間かかります(年末年始やゴールデンウィークの前後は約3週間)。
- 受け取りは本人または指定された代理人が行い、郵送はされません。
- すでに海外に住んでいる場合は、最後に住民登録をしていた住所地の都道府県警察本部に、または日本大使館・総領事館を通じて申請します。
他の道府県の手続きは確認していません。 IRCCは申請者に都道府県警察本部の鑑識課を案内しているため、まず該当する警察本部に問い合わせてください43。
どの段階で求められるかは国によって異なります。
- カナダ: 永住権の申請時に日本の証明書を提出してはいけません。必要な場合はIRCCから要請レターが届き、オンライン申請者はその後、封をされた封筒を開けてスキャンしアップロードし、原本を保管します43。他の国については一般的な規則が適用され、過去10年間に本人または18歳以上の家族が連続6か月以上滞在したすべての国が対象です45。
- オーストラリア: 16歳になってからの過去10年間に通算12か月以上滞在したすべての国(母国を含む)の海外警察証明書が必要です(2026年10月時点)8。
- 英国: 犯罪記録証明書が必要なのは、教育、医療、セラピー、社会福祉の職務の場合のみです。28歳未満では18歳以降に12か月滞在した国、28歳以上では過去10年間に滞在した国が対象です(2026年10月時点)37。
日本のパネルドクターによる移民健康診断
Section titled “日本のパネルドクターによる移民健康診断”カナダとオーストラリアはいずれも、承認された医師による健康診断を求めています。 IRCCのパネルドクター検索には日本が掲載されており、オーストラリアはオーストラリア国外での健康診断を承認されたパネルドクターまたはクリニックで、HAP IDを用いて、できれば申請前に受けることを求めています46472。
英国の結核検査は日本からの申請者には不要です。 日本は検査が必要な国のリストに含まれていません(2026年10月時点)48。
日本での生体認証とビザ申請センター
Section titled “日本での生体認証とビザ申請センター”- カナダ: IRCCは東京と大阪のビザ申請センターを掲載しています。生体認証は1人あたりCAD 85、1家族あたり最大CAD 170です(2026年10月時点)1849。
- オーストラリア: 生体認証が必要な場合は内務省から通知があります。内務省のオーストラリア生体認証収集センターの一覧(2026年3月時点で正確とされるもの)には日本の拠点がないため、求められた場合はどこで提供するかを内務省に確認してください50。
- 英国: 国籍とパスポートによって、「UK Immigration: ID Check」アプリで本人確認をするか、ビザ申請センターで生体情報を提供します。日本でのセンターの所在地は本ガイドでは確認していません51。
日本にいる間の戦略的な準備:EOI提出前にポイントを高める
Section titled “日本にいる間の戦略的な準備:EOI提出前にポイントを高める”自分で調整できる要素:年齢のタイミング、語学スコア、職務経験の節目、配偶者の要素、フランス語
Section titled “自分で調整できる要素:年齢のタイミング、語学スコア、職務経験の節目、配偶者の要素、フランス語”以下は得点計算上の事実であり、招待を保証するものではありません(2026年10月時点)。
- 年齢のタイミング: ポイントが下がる誕生日の前に申請します(CRSは30歳から毎年、オーストラリアは33歳と40歳で、招待時に判定)915。
- 語学: CLB 8ではなくCLB 9を取ると、CRSで各技能8点が加わり、語学に基づくスキル移転可能性のポイントが2倍になります。オーストラリアではProficientまたはSuperiorの英語で10点または20点が加わります915。
- 職務経験: オーストラリアのポイントは36か月、60か月、96か月で段階的に上がり、CRSの外国での職務経験の最上位の区分は3年からです915。
- 配偶者またはパートナー: CRSの配偶者点は最大40点です。オーストラリアでは熟練職のパートナー、または単身であることやパートナーがオーストラリア市民・永住者であることで10点です915。
- フランス語: 全4技能でNCLC 7を取るとCRSで25点または50点が加わり、フランス語カテゴリー(2026年のカットオフは382〜435点)の対象になります9235。
18か月前(T-18)から到着までのタイムライン
Section titled “18か月前(T-18)から到着までのタイムライン”| 時期 | 行動 | 国 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 18〜12か月前 | 制度を比較する;承認された語学試験を受ける;英文の成績証明書と証明書を取り寄せる;ECAまたはスキル査定を始める | すべて | カナダの試験は2年未満、オーストラリアは3年以内、英国のSELTは2年以内が有効423839 |
| 12〜6か月前 | Express Entryのプロファイルを作成する;SkillSelectでEOIを提出する;州指名を申請する;英国向けの求職とCoS | すべて | ECAは5年有効;オーストラリアのスキル査定は通常3年132 |
| ITAの後 | 永住権の申請、健康診断、生体認証を提出する | カナダ | 60日の期限;警察証明書はIRCCから要請がある場合のみ643 |
| 招待の後 | ビザ申請、健康診断、警察証明書を提出する | オーストラリア | 発給時にもポイントを満たしている必要あり2 |
| 就労開始の最大3か月前 | Skilled Workerビザを申請する | 英国 | 犯罪記録証明書は特定の分野のみ337 |
| 3か月前〜出国 | 日本の出国手続き:転出届、健康保険、年金、納税管理人、銀行口座 | 日本 | 日本出国時の行政手続きのガイドで扱っています |
| 発給の後 | 初回入国(ランディング)を計画する | カナダ、オーストラリア | 期限の有無は許可通知で確認;本ガイドでは確認していません |
日本国籍者と在留外国人:重要な違い
Section titled “日本国籍者と在留外国人:重要な違い”| 事項 | 日本国籍者 | 日本の在留外国人 |
|---|---|---|
| 外国の永住権の影響 | 国籍に影響なし;その後に自ら海外で帰化すると国籍法第11条により喪失52 | 再入国許可の期間を超えて国外にいると日本の在留資格が失効53 |
| 海外での届出 | 3か月以上滞在する場合は在留届(旅券法第16条)54 | 国籍国の規則 |
| 警察証明書 | 日本、および他の対象となる国458 | 日本、国籍国、および他の対象となる国458 |
| 英語の証明 | オーストラリアと英国では受験が必要1239 | 一部の国籍は免除(例:英国ではカナダ、米国、ニュージーランド、オーストラリア)1239 |
日本国籍者は、外国の永住権を取得しても日本国籍を失いません。 永住権は国籍ではないためです52。ただし、国籍法第11条第1項により、帰化など自己の志望によって外国の国籍を取得すると日本国籍を失います。子どもの重国籍については専用のガイドがあります52。また、3か月以上海外に滞在する場合は、旅券法第16条に基づき在外公館への在留届が必要です54。
日本の在留外国人にも同じ渡航先の規則が適用され、 これに加えて他の対象となる居住国すべての警察証明書が必要です458。永住者を含む日本の在留資格は、国外に長くとどまりすぎると失効します。再入国許可は最長5年(国外で最長1年、合計6年を超えない範囲で延長可能)で、みなし再入国許可は出国から1年で延長できません53。
年金と税務は、どちらの場合も移住に伴って生じます。 日本とカナダ、オーストラリアとの協定では加入期間の通算が認められていますが、日英協定は二重加入の防止のみです55。在留外国人の脱退一時金、住民税の1月1日ルール、そして多額の金融資産を持つ場合の国外転出時課税は、それぞれ専用のガイドで扱っています。
よくある落とし穴と法令遵守上のリスク
Section titled “よくある落とし穴と法令遵守上のリスク”- カナダ向けに間違った試験を受ける: PTE AcademicとIELTS Academicは認められません。対策:CELPIP-General、IELTS General TrainingまたはPTE Coreを予約します38。
- 古い雇用オファーの情報に頼る: CRSの雇用オファー加点は2025年3月25日に廃止され、2026年11月3日に向けて発表された後継の制度は高賃金職種のみが対象です。対策:IRCCの最新のCRS基準ページを使います92120。
- プールにいる間に書類の期限を切らす: 語学試験の結果、ECA、スキル査定はいずれも失効します。対策:すべての期限を管理します1338239。
- 65点あれば招待されると思い込む: 招待は順位と職種の枠によって決まり、招待状が発給時に満たすべきより高いスコアを定めることがあります2。
- 職務経験の誇張や虚偽書類の使用: カナダでは、移民・難民保護法(Immigration and Refugee Protection Act)第40条の虚偽表示により5年間入国できなくなることがあります56。オーストラリアの公益基準(PIC)4020は、内務省またはスキル審査機関に提供した虚偽の情報を対象としており、英国の欺罔(deception)による拒否には10年間の再入国禁止が伴うことがあります1557。
- 認可されていない代理人に報酬を払う: 有償の支援は、カナダではCICCの免許保持者、弁護士その他の認可された者、オーストラリアでは登録移民代理人または法律実務家、英国ではImmigration Advice Authorityの規制を受けるアドバイザーから受ける必要があります585960。
- 日本を早く出国しすぎる: 東京の警察証明書は本人または指定された代理人が受け取る必要があります。対策:受け取りと日本の出国手続きをあわせて計画します44。
海外就職とグローバルキャリア
- 海外駐在(出向)と現地採用の比較:待遇・社会保険・法制度の違い:雇用主による転勤と現地採用とで、適用される雇用、社会保険、税の規則がどう異なるか。
旅行と留学のルート
- 日本からのワーキング・ホリデー査証完全ガイド:協定国一覧と年齢制限:英国のYouth Mobility Schemeを含む、若年層の申請者向けのルート。
- 海外留学後の就労権利:米OPT・英Graduate・加PGWP・豪485ビザ完全比較:海外の大学の卒業生のための卒業後の就労権。
海外での年金と社会保障
- 日本の社会保障協定:期間通算と二重加入の防止:カナダ、オーストラリア、英国との日本の協定が年金の加入期間をどう扱うか。
国別ガイドと出国手続き
- 日本からニュージーランドへの移住:査証、就労、税務、永住権ガイド:ニュージーランドの技能移民カテゴリー(Skilled Migrant Category)と到着後の生活。
- 日本出国時の住民税と1月1日ルール:出国日によって、まだ納める住民税がどう決まるか。
参考文献・公的資料
Section titled “参考文献・公的資料”Footnotes
Section titled “Footnotes”-
IRCC, “Eligibility to apply as a Federal Skilled Worker (Express Entry)”, 2026年10月16日付, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/eligibility/federal-skilled-workers.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8
-
Department of Home Affairs, “Skilled Independent visa (subclass 189) Points-tested stream”, 2026年10月確認, https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/skilled-independent-189/points-tested ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9 ↩10 ↩11 ↩12 ↩13 ↩14 ↩15 ↩16 ↩17
-
UK Home Office, “Skilled Worker visa: Overview”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/skilled-worker-visa ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6
-
UK Home Office, Immigration Rules Appendix Skilled Worker(SW 4.1, SW 4.2, SW 6.1, SW 6.1A, SW 7.1〜7.3, SW 21.1), 2026年10月確認, https://www.gov.uk/guidance/immigration-rules/immigration-rules-appendix-skilled-worker ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9 ↩10 ↩11 ↩12 ↩13 ↩14
-
IRCC, “Express Entry rounds of invitations”(2026年10月16日の第450回までのデータ), https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/corporate/mandate/policies-operational-instructions-agreements/ministerial-instructions/express-entry-rounds.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8
-
IRCC, “Express Entry: Apply for permanent residence”, 2026年10月確認, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/apply-permanent-residence.html ↩ ↩2
-
Federal Register of Legislation, Migration (LIN 19/210: Pool and Pass Marks for General Skilled Migration Visas) Instrument 2019, s 6, https://www.legislation.gov.au/F2019L01400/latest/text ↩ ↩2
-
Department of Home Affairs, “Skilled Nominated visa (subclass 190)”, 2026年10月確認, https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/skilled-nominated-190 ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9 ↩10 ↩11 ↩12
-
IRCC, “Comprehensive Ranking System (CRS) criteria”, 2026年10月16日付, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/check-score/crs-criteria.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9 ↩10 ↩11 ↩12 ↩13 ↩14 ↩15 ↩16
-
UK Home Office, “Skilled Worker visa: When you can be paid less”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/skilled-worker-visa/when-you-can-be-paid-less ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6
-
IRCC, “Six selection factors: Federal Skilled Worker Program”, 2026年10月確認, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/eligibility/federal-skilled-workers/six-selection-factors-federal-skilled-workers.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9
-
UK Home Office, “Skilled Worker visa: Knowledge of English”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/skilled-worker-visa/knowledge-of-english ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7
-
IRCC, “Express Entry: Get your education assessed”, 2026年10月確認, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/documents/education-assessed.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6
-
Federal Register of Legislation, Migration (LIN 19/051: Specification of Occupations and Relevant Assessing Authorities) Instrument 2019, 編纂版 F2026C00265(2026年3月28日), ss 7, 8, 9, 10AA, https://www.legislation.gov.au/F2019L00278/latest/text ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7
-
Federal Register of Legislation, Migration Regulations 1994, Compilation No. 289(F2026C01017, 2026年10月2日施行): Schedule 6D(vol 3), Schedule 1 items 1137および1138(vol 1), Schedule 4 PIC 4020(vol 3), https://www.legislation.gov.au/F1996B03551/latest/text ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9 ↩10 ↩11 ↩12 ↩13 ↩14 ↩15 ↩16
-
IRCC, “Proof of funds: Express Entry”, 2026年10月16日付(表は2025年7月7日更新), https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/documents/proof-funds.html ↩ ↩2
-
UK Home Office, “Skilled Worker visa: How much it costs”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/skilled-worker-visa/how-much-it-costs ↩ ↩2 ↩3 ↩4
-
IRCC, “Fee list”, 2026年9月21日最終更新, https://ircc.canada.ca/english/information/fees/fees.asp ↩ ↩2
-
IRCC, “Educational credential assessment (ECA) for Express Entry: points”, 2026年10月確認, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/documents/education-assessment.html ↩
-
IRCC, Ministerial Instructions Amending the Ministerial Instructions Respecting the Express Entry System, 2025-1, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/corporate/mandate/policies-operational-instructions-agreements/ministerial-instructions/express-entry-application-management-system/amendment-2025-1.html ↩ ↩2 ↩3
-
IRCC, “2026 Changes to points for Canadian work experience and job offers in the Express Entry system”, 2026年10月16日付, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/changes.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6
-
IRCC, ニュースリリース “Canada refocusing Express Entry on top talent that drives economic growth”, 2026年10月16日, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/news/2026/10/canada-refocusing-express-entry-on-top-talent-that-drives-economic-growth.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4
-
IRCC, “Express Entry: Category-based selection”, 2026年10月16日付, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/rounds-invitations/category-based-selection.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4
-
IRCC, ニュースリリース “Canada prioritizes top talent in 2026 immigration Express Entry categories”, 2026年2月18日, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/news/2026/02/canada-prioritizes-top-talent-in-2026-immigration-express-entry-categories.html ↩
-
IRCC, バックグラウンダー “Attracting the world’s best talent to fill Canada’s labour gaps and build our economy”, 2026年2月18日, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/news/2026/02/attracting-the-worlds-best-talent-to-fill-canadas-labour-gaps-and-build-our-economy.html ↩
-
Department of Home Affairs, “Skilled occupation list”, 2026年10月確認, https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/working-in-australia/skill-occupation-list ↩
-
Department of Home Affairs, “SkillSelect: Invitation rounds” およびビザ処理の優先順位に関するバナー(Ministerial Direction No. 122), 2026年10月14日更新, https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/working-in-australia/skillselect/invitation-rounds ↩ ↩2
-
Minister for Home Affairs, スピーチ, National Press Club, 2026年9月17日, https://minister.homeaffairs.gov.au/TonyBurke/Pages/speech-national-press-club-17092026.aspx ↩
-
UK Home Office, Explanatory Memorandum to the Statement of Changes HC 997(2025年7月1日), https://www.gov.uk/government/publications/statement-of-changes-to-the-immigration-rules-hc-997-1-july-2025 ↩ ↩2 ↩3
-
UK Home Office, “Immigration Rules: statement of changes” コレクション(HC 1491, HC 1691, 2026年7月9日のHC 259, 2026年9月3日のHC 584を確認), https://www.gov.uk/government/collections/immigration-rules-statement-of-changes ↩ ↩2
-
UK Home Office, “Skilled Worker visa: Your job”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/skilled-worker-visa/your-job ↩
-
UK Home Office, Explanatory Memorandum to the Statement of Changes HC 1333(2025年10月14日), パラグラフ5.21〜5.23, https://www.gov.uk/government/publications/statement-of-changes-to-the-immigration-rules-hc-1333-14-october-2025 ↩
-
UK Home Office, “Immigration Skills Charge”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/uk-visa-sponsorship-employers/immigration-skills-charge ↩
-
UK Home Office, Explanatory Memorandum to the Statement of Changes HC 1691(2026年3月5日), パラグラフ5.60〜5.62(ステートメントの番号はHC 1691; gov.ukの公開URLのスラッグは“hc-1619”となっている), https://www.gov.uk/government/publications/statement-of-changes-to-the-immigration-rules-hc-1619-5-march-2026/explanatory-memorandum-to-the-statement-of-changes-in-the-immigration-rules-hc-1691-5-march-2026-accessible ↩
-
UK Home Office, “A Fairer Pathway to Settlement”(CP 1448), 2025年11月, https://assets.publishing.service.gov.uk/media/691edda450b16caf978153d8/Command_Paper_final_-_reviewed7.pdf ↩
-
UK Home Office, “Earned settlement” 意見公募ページ, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/government/consultations/earned-settlement ↩
-
UK Home Office, “Skilled Worker visa: Documents you’ll need to apply”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/skilled-worker-visa/documents-you-must-provide ↩ ↩2 ↩3
-
IRCC, “Language test equivalency charts / approved language tests: Express Entry”, 2026年10月確認, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/documents/language-requirements/language-testing.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8
-
Department of Home Affairs, “Competent English”, 2026年10月確認, https://immi.homeaffairs.gov.au/help-support/meeting-our-requirements/english-language/competent-english; スコア帯とパスポートは Migration (Specification of Language Tests, Test Scores and Passports) Instrument 2025(LIN 25/016, F2025L00905, 2025年8月7日施行)のSchedule 2および3と照合済み, https://www.legislation.gov.au/F2025L00905/latest/text ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9 ↩10
-
Department of Home Affairs, “Proficient English”, 2026年10月確認, https://immi.homeaffairs.gov.au/help-support/meeting-our-requirements/english-language/proficient-english ↩
-
Department of Home Affairs, “Superior English”, 2026年10月確認, https://immi.homeaffairs.gov.au/help-support/meeting-our-requirements/english-language/superior-english ↩
-
UK Home Office, “Prove your English language abilities with a secure English language test (SELT)”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/guidance/prove-your-english-language-abilities-with-a-secure-english-language-test-selt ↩ ↩2 ↩3 ↩4
-
IRCC, “Police certificates: how to get one: Japan”, 2026年10月確認, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/application/medical-police/police-certificates/how/japan.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4
-
警視庁, “How to apply for Certificate of Criminal Record (Toko Shomei / Hanzai Keireki Shomeisho)”, 2026年10月確認, https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/multilingual/english/finding_services/applications/criminal_record.html ↩ ↩2 ↩3
-
IRCC, “Express Entry: Police certificates”, 2026年10月確認, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/documents/police-certificates.html ↩ ↩2 ↩3 ↩4
-
IRCC, “Find a panel physician”, 2026年10月確認, https://secure.cic.gc.ca/pp-md/pp-list.aspx ↩
-
Department of Home Affairs, “Arrange your health examinations”, 2026年10月確認, https://immi.homeaffairs.gov.au/help-support/meeting-our-requirements/health/arrange-your-health-examinations ↩
-
UK Home Office, “Tuberculosis tests for visa applicants: countries where you need a TB test”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/tb-test-visa/countries-where-you-need-a-tb-test-to-enter-the-uk ↩
-
IRCC, “Find a visa application centre”, 2026年10月確認, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/corporate/contact-ircc/offices/find-visa-application-centre ↩
-
Department of Home Affairs, “Biometrics”(ABCCの所在地は2026年3月時点のもの), 2026年9月24日更新, https://immi.homeaffairs.gov.au/help-support/meeting-our-requirements/biometrics ↩
-
UK Home Office, “Skilled Worker visa: Apply from outside the UK”, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/skilled-worker-visa/apply-from-outside-the-uk ↩
-
e-Gov法令検索, 国籍法(1950年法律第147号), 第11条, https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000147 ↩ ↩2 ↩3
-
e-Gov法令検索, 出入国管理及び難民認定法, 第26条および第26条の2, https://laws.e-gov.go.jp/law/326CO0000000319 ↩ ↩2
-
e-Gov法令検索, 旅券法(1951年法律第267号), 第16条, https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000267 ↩ ↩2
-
日本年金機構, “Status of Social Security Agreements”, 2026年10月確認, https://www.nenkin.go.jp/international/english/agreement/status.html ↩
-
Justice Laws Website (Canada), Immigration and Refugee Protection Act, s 40, https://laws-lois.justice.gc.ca/eng/acts/i-2.5/section-40.html ↩
-
UK Home Office, Immigration Rules Part Suitability(SUI 9.1, 10.1, 11.4, 12.1), 2026年10月確認, https://www.gov.uk/guidance/immigration-rules/immigration-rules-part-suitability ↩
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IRCC, “Authorized paid representatives”, 2026年10月確認, https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigration-citizenship-representative/choose/authorized.html ↩
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Department of Home Affairs, “Who can help with your application”, 2026年4月16日更新, https://immi.homeaffairs.gov.au/help-support/who-can-help-with-your-application ↩
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Immigration Advice Authority, 組織ページ, 2026年10月確認, https://www.gov.uk/government/organisations/immigration-advice-authority ↩
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